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シュリンプ飼育方法
シュリンプの餌
シュリンプのろ過装置
熱帯魚とシュリンプの混泳
シュリンプに適したソイル
シュリンプの繁殖


シュリンプ飼育方法





シュリンプ飼育方法








エビの飼育には色々な方法がありますが、 もともとはアジアやその周辺国の淡水の河川や沼などで生息していたエビが繁殖され、東南アジアなどから輸入されてきています。レッドビーシュリンプというエビも、もともとは茶色と白の模様のエビだったのですが、それを日本で品種改良をして、赤と白という日本人が好む色のエビを作りだして広まって行きました。

これらのエビは現地の環境が一番いいのですが、エビの種類もたくさんあり、どのエビがどこの国のエビか考えていってもきりがありません。また、普通に養殖されて輸入されるのであれば、その養殖場の飼育環境に適したエビが育成されているわけですので、普通の熱帯魚が飼える環境であれば特に問題はありません。

本来、自然下でエビは魚の餌となるくらい豊富に勝手にどんどんと増えていきます。その数は決して減りません。また、すぐに回復していきます。また、どちらかというと、清流に住んでいるというよりは沼地などの淀んだところに生息しているエビがたくさんいます。ヤマトヌマエビというエビがいますが、名前に沼という字が入っています。

こういうものは、必ずしも透明な水を好むとは限らないのだと思います。しかし、透明でないからといって、亜硝酸などの汚れから発生される物質に強いということはなく、比較的少量の亜硝酸の上昇でだめになってしまうことが多いのは事実です。おそらく、自然の沼という巨大な空間で藻類などがたくさん繁茂していて、綺麗でないようで過剰な栄養はすぐに植物などが吸収するため、思っている以上に亜硝酸などの腐敗物質はすくないのかもしれません。
をこのむかもしれません。



シュリンプ飼育〜準備

はじめに

まず、はじめにシュリンプ類の飼育を始めるにあたり一つ考えておくべきことがあります。エビはとても弱い生き物です。生態系の中でも魚類の下位に位置し、食べられる関係にあります。また水質汚染や変化に非常に弱く、ちょっとしたことでもすぐにダメになってしまいます。また、大きさもとても小さく体の作りも大変繊細になっています。これらを他の熱帯魚の飼育と同じような感覚で始めると、少し勘違いをしていたということになってしまいます。特にエビは脱皮をします。この脱皮をしている瞬間はほとんど無防備であり、他の魚などがいたらあっという間に食べられてしまいます。またシュリンプ類は溶存酸素の低下に非常に弱く、夏場の高水温にも弱いです。

そのため気を使って水槽の管理をしなければいけません。他の小型の熱帯魚では、しばらく放っておいてもなんということはありませんが、エビの場合はふと気づくと全滅していたりすることも珍しくありません。そのような弱い生き物であるということを考えた上で飼育を始めなければいけません。このようなことを全く何も知らないまま高価なエビを購入して育ててみようと言うのは少し危険なので、今一度、考え直した方がいいかもしれません。


シュリンプ飼育




水槽を用意する

これが一番悩むことかも知れません。おそらく、飼育方法を調べている段階ですと、既にシュリンプ類を育てているということはないかと思います。そのために調べているはずだと思いますので、個人的な感想も込みで考えますと、おそらく、普通の水槽だと大きすぎると感じるのではないかと思います。もし、空いた水槽があるのなら使い回しでいいかもしれませんが、新規に水槽を買ってエビを見て楽しもうということであれば、今はおそらく自分の部屋でも机の横とか、リビングの一部に少し置くことになると思います。

エビは大きくても5cm程度が最大です。淡水のシュリンプ類ではこれくらいが今流通しているもので大きいものですが、人気の種類は小さいものが多いです。せいぜい2,3cmといったところだと思います。それを1m先から見るということはあまり考えられません。見えなくなってしまいます。それに動きも非常に細かいため、泳いでいる姿を楽しむという感じでも無いかと思います。できれば目を近づけてじっと観察する感じだと思います。ひたすらたくさん増やしたいということで、大きな水槽で大量生産していくのであれば話は違いますが、初めはやはり、少ない数であまり高価ではないシュリンプ類を育てることになるかと思います。

そのような前提で考えると、ほんとうに20cm程度の水槽で十分だと思います。10cmでもいいです。実際、瓶詰めにされた水草とエビが売られています。少ない数のエビを小さい入れ物に入れると手にとって見ることもできます。一番難しい最初の水合わせも、購入して袋に入っている水をそのまま入れればいいので心配いりません。水が少ない場合は後日、少しづつたしみずしていくといいかと思います。この方法ですと水合わせによる失敗は0です。

そのため、ほんとうにシュリンプの飼育方法を調べている段階の方は初めてエビを飼育するということが多いと想いますため、小さい水槽がオススメだと思います。確かに水質の安定やあまりに小さすぎる水槽にエビを大量に入れても無謀なことですが、小さい水槽に少ない数のエビを飼育することが一番楽しめる飼育方法じゃないかと思います。なにもかもが楽です。また、エビは体の大きさのわりにそれほど餌を食べません。毎日あげなければいけないということもなく、たまに与える程度でも平気だったりします。

そのような飼い方をすると、ほんとうに水は汚れませんので、まったくメンテナンスが楽です。小型水槽というか、器になるとエアレーションさえ邪魔になりますが、そのような時は水草でも入れて、少なめのエビの数にすれば問題無いと思います。水草は根を持たない日陰でも育つものがいいです。また、ガラスの容器は窓際で強い光が当たると、器の形状によっては丸みを帯びたものが多く、虫眼鏡のように光が焦点に集められてしまうことがあるため、火災の原因にもなります。これだけは一番気をつけなければいけないことです。光がないと水草はそだちませんが、電気を消して生活が出来る程度の場所であれば陰性の水草は育成可能ですので、そういったガラスなどの容器で飼育する場合には置き場所を十分に考えてください。

やはり、水槽メーカーから販売されている水槽はそのようなことも考えられていて、直射日光にあたったりするとだめですが、完全とはいいませんが安全性はあがります。比較的丸みを持たせない形状のものが多く平面的にガラスを貼りあわせています。もちろん、日光があたるような窓際においてはいけませんということを注意書きに書いていると思います。それだけ、メーカーでさえ、太陽の光を予測することは難しく事故の起きる可能性を0にはできないのだと思います。十分に気をつけるべきことだと思います。

また、そのような場合には、陶器製の浅い器などはいいかもしれません。白い器だと赤いエビは非常に見栄えがします。上見になりますが、エビは上見にも十分堪えられる鑑賞価値があります。金魚と一緒ですが、これもなかなかいいかと思います。



シュリンプ飼育イラスト1




底砂について

エビの底砂は何がいいかといいますと、一般的にはソイルが使われています。またこのソイルと言うのは水草育成に特化された土でして、肥料分を含んでいるものが一般的です。ソイルとは英語で土という意味です。いわば、肥料入りの園芸用土という感じだと思います。しかし、この肥料分というのは最初に水質の悪化を招き、大変生き物が生きていくにはつらい状況となります。

水草にとっての肥料というのは動物にとっては非常に危険な汚れと言うものになります。これらは主に亜硝酸と呼ばれる物質で生体には大変、悪影響を及ぼします。これらの影響が出なくなるまで、しばらく水槽を空で放置して十分に安全な状態になってから使うのであればいいのですが、通常の砂利のように水洗いをしてすぐに水を張って生体を入れるということをやると、エビなどは大変弱く、すぐにダメになってしまいます。これらのシュリンプ類は亜硝酸に大変弱いのです。

しかし、エビの飼育においてはソイルを使っていることが多いです。そのソイルにはエビの専門のソイルというのがあって肥料分が元から入っていないというような特殊なソイルです。このようなソイルを使った場合には、すぐにエビを投入しても、亜硝酸の発生の心配はいらなくなります。なぜかソイルにはこれらシュリンプ類の飼育において適合しているような、利点があるといえます。それはソイルの中に含まれている有機物がエビにとっていい影響をもたらしたり、またエビの食べ物となる微生物の発生を促すようです。

しかし厳密には、ソイルでなくてはいけないということはありません。たとえ大磯砂でもベアタンクでも問題はありません。またソイルの場合水槽の底のほうには、汚れが溜まってしまいソイルをまき上げただけでも、エビ達が全滅してしまうということも長い間飼育していると起こりうるかもしれません。そのような事態を防ぐためには大きめの粒の砂利を浅く敷いて使うのか安全なのかもしれません。またエビにとって有用な有機物を補うためには適度に水草などがあったほうがいいのかもしれません。



シュリンプ飼育




エビ導入前の水槽の準備

まず、エビを購入する前に飼育するための水槽を準備しなければなりません。どうしても水槽とエビを一緒に買わらなければいけない場合は別ですが、出来る限り前もって準備しておくのが理想的です。まず初めに水槽を用意して水を張り、そこに底砂や飾りなどを入れてろ過装置を稼働させます。この状態で一週間から二週間は放置するのが理想的ですが、できれば本来はもっと長くとったほうがいいのかもしれません。また新品の水草育成用の肥料入りソイルを使うような場合は何度も水替えをして栄養分を抜いておくようにします。

または古いソイルを使いまわすと、肥料分が抜けてバクテリアも定着していてちょうどいいかもしれません。またバクテリアの素があるような時にはできればそれらを使うことによって、通常は三カ月位かかるバクテリアの完全な定着がスムーズに早く行われるようになります。おそらく最低限のバクテリアは1,2週間で発生するような感じがします。

また、全く新規に水槽を立ち上げる場合はあえて何も入れずに空の水槽を用意しておきます。そこに買ってきたエビの袋の中の水と一緒に水槽の中に入れてしまいます。エアレーションだけをして、そして毎日少しずつ水を足して徐々に水槽の容量まで水を増やしていきます。このような方法を使うと、新品の水槽でバクテリアがまだ発生していないような場合にもすぐに安定した環境が作れるかと思います。十分に水が増えてろ過装置が動かせるようになったら、スイッチを入れて普通の運用に切り替えるといいと思います。



シュリンプ飼育〜エビを入れる

エビを水槽に導入する

購入してきたエビを準備のできた水槽の中に導入します。この瞬間が一番緊張する時だと思います。エビは水質の変化に大変弱く、じっくりと時間をかけて水合わせ行わなければいけません。また水合わせにどれだけ時間をかけても、あまりに水質が違いすぎる時は、やはりダメになってしまうことがあります。ですので、購入してくる水槽の水と導入しようとしている水槽の水質があまりにかけ離れているような場合は、大変注意が必要となります。

もしも、とても高価なエビが水質が明らかに合わないと思われる時は、購入する時に水を多めにもらってきて、水槽の中を空にして、購入してきた店の水だけを入れて、徐々に水をたしていく方法の方が安全だと思います。通常、それほど水質の差がないような場合は、水合わせは大体一時間位かけてゆっくりと行います。この場合にはエアーチューブとコックなどを使って徐々に点滴のように一滴ずつ水が入って行くようにして、水質の変化を最小限に抑えます。

このような水合わせの方法はエビの飼育が始まってから大変有名になり、他の熱帯魚などの水合わせでも使われるようになりました。それぐらい水質の変化にはエビはとてもシビアなのです。また特に浸透圧の変化に弱いように感じます。そのため古い飼育水で飼われていたエビを新しい水に入れるような場合や、その逆の場合も注意が必要です。また水がうまく合わずにエビがちゃんと適応できなかった場合には、すぐにだめになるということではなく翌日や翌々日にだめになっているということが多いです。



シュリンプ飼育



餌やり

餌はエビ専用のフードを与えます。最初からいきなり、別の魚用の餌を使うようなリスクをあえて犯すことももったいない気がします。ただ、プレコフードやコリドラスフードのような沈下性の餌ならなんらかの反応があり、少しづつは食べてくれるようです。エビは一日中餌を探してついばんでいます。餌がなくても水槽のあちこちをつついて餌を探しています。おそらく人間には見えませんが何かを食べているのでしょう。 このようなこともあり、ある程度時間が経過した水槽では自然の餌があるのですぐに餌がなくなりだめになるといういことはありませんが、新品の水槽に新品の底砂などの場合には、なるべく早めに与えてあげるほうがいいかと思います。

つねに餌を食べているような状態なので、魚のようにすぐに食べきるという与え方ではありませんが、量が多く翌日まで残っているようなら、多すぎますので、取り出して水質の悪化を防ぐようにします。特に最初の水槽立ち上げ時期や、水量が少ない時に餌を与えると、相当に危険な状態になりますので、むしろ、必要量より少なめに与えるようにします。全く餌がないというのは餓死や共喰いの恐れがありますが、ほんの少しでも餌のかけらがあれば、エビはしばらくいきていけますので、まずは水質の悪化を起こさないことを優先してください。

本格的に餌を与えるのは、ろ過バクテリアがしっかり機能して十分に浄化能力があがってからにしたほうがよいでしょう。そのようなこともあり、餌は水中で長い時間放置してもあまり溶け出さない、水を汚さないものがいいと思います。ホウレンソウなどを煮たものはとても水槽が汚れますので注意が必要です。



水かえ

水替えも危険が伴います。魚の場合、1週間に一度1/4というのが決まり文句のように言われています。エビはもっと少量だと言われています。もしくは、足し水のみで過ごす人もいるくらいです。しかし、本当に怖いのはおそらく、砂の底の方にはエビにとって大変危険な汚染物質である亜硝酸を発生させる沈殿物が大量にたまっているはずです。水をたくさん抜いてから新しい水を入れると、必然的にその底の方の沈殿物を巻き上げることになります。これは自らエビを壊滅的な状態にしているようなものです。

また、水を換えていないと、底砂や餌などからどんどんと水中に溶け出していく物質があり、浸透圧が高くなっていきます。水替えをするとういことは、この物質の濃度を下げるわけで急激な浸透圧の変化はエビにとって大変危険ですので、避けるという意味であえて、足し水のみでおこなっていく方が無難な場合もあるようです。しかし、この方法ですといつかは水替えをしなければいけませんので、危険を後回しにしているだけかもしれません。



シュリンプ飼育〜エビの繁殖

エビが増えたら

エビが上手く飼育できた場合、大抵の場合はメスが抱卵して増えていきます。これが正常な状態です。特に何かをしなくても増えていくものです。そして、ある程度の数にまで増えると、キャパシティがいっぱいになったかのように、数が増えなくなります。また、餌の量がふえて水質悪化で全滅したりすることもしばしばあります。これらを考えると、稚エビは隠れ場所がないと、大人のエビに食べられてしまうこともよくありますので、自然に任せてある程度のちょうどいい数で維持できるのがいいのかもしれません。下手に稚エビだけを隔離して育成して水槽に戻していくと、キャパを超えて飼育していることになり、いつの間にか全滅の危険性が高めているのかも知れません。 これらの水槽のキャパシティは水草を水槽に植えることにより、増やすことができます。水草は稚エビの隠れ家になり、富栄養も吸収してくれます。このため、何もない水槽よりも多くのエビを維持できることでしょう。また、新たにエビ水槽を増やしておくと、1つの水槽が全滅した時に回復させることができます。


シュリンプ飼育イラスト1



シュリンプ飼育〜レイアウト

エビ飼育水槽へ水草を入れるとき

水草を買ってきてエビ水槽に入れて育てたいというときに、ショップなどで水草を買ってきます。この時、シュリンプ類に対してだけは農薬による害がでるかもしれないので、予めご理解くださいということがあります。どこの店に行っても同じ事を言われると思います。自家生産していない限り、途中でどのような農薬を使用したがわかりません。また、輸入される水草は検疫時に虫が発見されると、廃棄か農薬による防除が選択されることになると思います。その時に農薬を使ったかどうかまで、輸入問屋を経由しているのに知る由しもありません。しかし、熱帯魚だけのときにはあまりうるさくは言われていませんでした。

それがエビがでてきた時から、シュリンプ類への影響が重視されるようになりました。害虫となる虫と近い体の構造をしています。たとえば、甲殻類のような形をした虫が水草のまわりに住み着いていることが自然の小川などで発見されますね。あれと同じような体の構造を持っているエビやカニのような生き物は、同じタイプの農薬が効いてしまうのかもしれません。人間が食べるものでも、農薬として虫の成長阻害物質を使っているから人間には安全ですよというものがあります。これは人間と虫があまりにもかけ離れた体の構造をしているために、人間に害がでないというものです。これが水中に住む虫と熱帯魚の場合にも同様に、体のつくりが違うためにあまり影響がでることはないといえたのかもしれません。

よく、水草は買ってきたら洗ってさらに、1ヶ月くらいキュアリング(毒抜き)をするべきだとあります。たしかに、水草に巻きつけてあるロックウール(輸入するときに植物は検疫に合格すればいいですが、根についた土は微量たりとも日本国内に絶対に持ち込めません。)に染み込んだ農薬は取り除くのにかなり大変かもしれません。それごと水槽に入れる人はあまりいませんが。

しかし、ロックウールをのぞいた草体だけにしても、なお1ヶ月も毒抜きが必要なほど農薬がついていてシュリンプ類に影響が出るようなら、そのような水草は初めから導入するべきではないと思います。安全な水草なら水道水で一回洗い流せば問題ありません。それで怖いなら、一度、予備軍のエビを1匹だけ水ごとすくい取って水草と一緒に入れて、0.5日〜2,3日おいてみて確かめてみるといいかと思います。それで問題がなければ、本水槽へ入れる。これくらいで十分だと思います。もし、それでダメな水草なら入れないほうが無難です。なんとかしてそれを入れようというのが無理な話です。



シュリンプ飼育




シュリンプ飼育〜エビの健康維持



水道水に含まれる重金属によるエビへの影響

かなりこだわった飼育者の方は、水道水は危険だから、ミネラルウォーターをペットボトルで買ってそれを水替えに使っているといいます。これは安全は確かですが、そこまでやる必要が有るのかというきもします。とくに、水道水は途中の経路で重金属がとけ出してしまっているからあぶないのだということです。

たしかにそういう微量な重金属を除去するために浄水器が売られています。もちろん人間のためにですが。それらを除去することもある程度は可能かもしれません。しかし、水道というのはお金を払って水を買っているわけです。水道局の使命です。どの水道の蛇口からも必ず検査に合格した水しか、飲水として販売しません。そのため、どんなに田舎の水道でも、検査に合格できなかった水道の水栓は飲料不可と注意書きがありますし、検査に合格すると証明のようなものが貼られていると思います。



シュリンプ飼育


よくエビの飼育方法の説明をみていると、銅やカドミウムなどの重金属がエビに影響をあたえるから水道水を使わないほうがいいとかいてあることもありますが、これは言い過ぎだとおもいます。すくなくとも銅は軽金属です。また、人体に有害な重金属で有名なのが、カドミウムと水銀です。これはもちろん水道ならばかならず検査に合格していますので、0とはいいませんが、?ppm以下という基準を満たしています。

しかし、ではミネラルウォーターは安全なのか?山奥で水道管などを通していないから、重金属はとけ出していないか?同様に飲料水として基準は満たしているでしょう。しかし、0とはいえませんし、何かの鉱脈があれば少なからず重金属は溶け出している可能性は高いです。温泉なんてかなりのたくさんの金属イオンが他種類含まれています。

エビやカニなどの甲殻類は青緑色の血液をしています。これは人間で言うところのヘモグロビンが赤色であるのに対して、ヘモシアニンという青緑色の色素の色が現れているためです。呼吸に必要な呼吸色素の1つです。この緑色は銅イオン由来の青色が理由だそうです。たしかに、ミナミヌマエビは青緑のものが多くいます。そして、銅はエビにとって必須な物質ということであるかともいえます。しかし、気にするほどのことはなく、ごくごく少量の自然な餌や底砂などからとけ出した程度で十分な量なのだと思います。人間も鉄分が必要だといっても鉄をかじったりはしません。











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